「地の私」と『天の私』(5)

「歌」を通して、まとめに入ります。
「ドレミファソラシド」の歌。
 そこには、玉石混交の潜在意識からのノイズが含まれています。
 そして、そのノイズと響き合う顕在意識のノイズも含まれています。

 しかし『天の私』のお働きによって、
 すべてのノイズは、
 「顕在意識と潜在意識」の自由意志の行使を、
 ある枠内において許容する御指導の下に、
 全体としては、様ざまな課題を残しながらも、
 統一が保たれています。
 その統一は、
「ドレミファソラシド」の歌を、
 現段階において、
 素晴らしい人間讃歌として解き放つために、
 あらゆるノイズも多層的に無駄なく活かして、
 フラクタル共鳴を強化するために、
「地の私」に働きかけておられます。

「ドレミファソラシド」の歌全体を、透明に貫く沈黙の《歌》として。
 フラクタル共鳴の《歌》として。
 多層的な統一を更新し、深化させる《歌》として。

 地球人類、お一人お一人の、本質的な幸せを成就させる《歌》として。

 顕在意識が「歌」を歌うということは、すでに歌われている美しい《歌》に自分の思いと行いを同調させる振る舞いです。
 それによって、「歌」の中で、《歌》の働きは、深化し、強化されます。
 その結果、「歌」の輝きも増します。

 瞑想とは、「地の私」が『天の私』に帰依する姿勢を深化させていただく行です。
 瞑想中は、沈黙しますので、顕在意識は、歌っていません。
 しかし、美しい《歌》は、毎日24時間、歌われています。
 その《歌》は、ノイズが飛び交う私の瞑想をも、少しずつですが、
 深化させてくださいます。

 そして、深化の自覚を、内観によって受けとめ直すレベルが浅い私でも、
「《歌》の美しさ」と「ノイズの煩わしさ」の両者を、
 私の中で神妙に統一して未来へ進む私の歩みに活かしてくださいます。

 そして、さらに、より豊かな深化へと、
 毎日24時間、『天の私』は、守護の神霊と共に御指導くださっています。

 私のノイズを、その愚かさを包み込んで多層的に活かしてくださる御指導に対し、
 日々、自分の愚かさを不完全ながら見つめている私は、
 深く申し訳なく思います。
 そして、そのような私の歩み全体を、末端のレベルにおいてですが、
 美しい《歌》の輝きを、さらに彩り豊かに響き渡らせるお仕組みの中に組み込んでくださる御指導に対して、
 限りない感謝の思いを抱きます。

 宇宙とは、多層的なフラクタル共鳴の、沈黙による、壮大な交響曲のようです。
 そして、その静謐の響きに、様ざまな場所で、耳を澄ます多様な個人に、
 それぞれ具体的なハーモニーを、天命成就を励ますために、
『天の私』は、プレゼントしておられます。

 ところで、私は、すごい音痴です。
 しかし、「歌」を歌うことは大好きです。
 そこで、毎日、私は、私の天命成就を模索しながら、音痴な歌を、
 聴き手の皆様のご迷惑にならないように慎重に配慮しながら小さな声で
(しかし、心の中では、
 全宇宙に響く美しい沈黙の《歌》にシンクロナイズすることを願いながら)
 歌い続けます。

 フラクタル共鳴による、沈黙の壮大な交響曲を、
 地球人類お一人お一人の皆様が、
 全体を活かす、
 個性的な響きとして解き放ってくださることを願いながら。

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