大激動期を乗り越える

「これから」の状況を考えました。
幾つかの情報を調べた結果、2019年から2024年までの6年間は大激動期になる、という予測がリアルに心に残りました。
 複数の情報の重なりから見えてくるビジョンとして。

 大激動期は、乗り越えたいと思います。
 そう書いて、岩根先生のご教示を思い出しました。
 私の記憶をもとに、整理して述べます。
「~したい」ではなくて、「~する」と断言すること。
 たとえば、新しく生まれ変わりたい、と思ったら、「私は、新しく生まれ変わる」と断言する。
 そうすると、ゴールを設定したことになります。
 それによって、結果からの発想が可能になります。

 そこで断言します。
 私は大激動期を乗り越える。
 私はゴールを設定しました。
 そこで、未来の、そのゴールに立ってみます。
 その私は、大激動期を乗り越えた私です。
 私は、日本と世界が、新しい調和を築く地球的な歩みに入るところを見ています。

(もちろん、それは類推です。
 しかし、この類推は、般若心経が照らし出す原理に立つ類推です。
「人類は今、大きなパラダイムシフトを待っているのです。それを与えるのが般若心経です。」
『未完成だった般若心経』P229。)

 その私は、プロセスの踏破に必要だった準備の内容を知っています。
 心を鎮めます。
 その静けさの中に浮かんでくる光景があります。

それは、多様な言語の営みのもと、多様な文化・伝統に基づく、多様な個性によって形成された「調和」が、普遍的なつながりの中で輝きを放っている世界です。
 大激動期を乗り越えたばかりで課題は山積みですが、これからの方向性は、どこまでも明るく照らし出されています。
 志ある皆様が、それぞれ独自の歩みを通して、和を、そして輪を、苦しい中においても笑顔を忘れずに拡大しようと努めておられます。
 その結果から、今ここの旅を見つめます。
 地球的な調和の歩みに入るために必要だった準備の内容とは?

 大道普及と、その学び合い。
(「大道」とは、岩根先生のビジョンです。)
 それに基づく、多様な必要性を満たす行動。

「般若心経は仏陀の名の下に、般若波羅蜜多という普遍的な《世界観》を明らかにして仏教再生を果たし、同時にこの現代という未来のために「個人と人類の救われの道」を説いた教典です。」
『未完成だった般若心経』P1。

 大激動期を乗り越えるためには、様ざまな役割分担を担った皆様と手をつなぐ必要があると思います。
 そこでは、お互いの個性を活かし合う調和が求められます。
 それによって「乗り越え」の旅に求められる多様な必要性を満たすことができると思います。

 種子が地に蒔かれて花が咲きます。
 旅の始まりに調和の種子が蒔かれれば、旅の歩みにおいて種子が育ち、旅の終わりに調和という花が咲きます。
 その花は、次の新しいレベルの調和を準備します。

《世界観》は、その調和を生み出す力を発揮すると私は信じています。

「人間の本質」は「宇宙の本質」であり、
「宇宙の本質」は「人間の本質」である。

 岩根先生は、そのようにご教示くださっています。

「宇宙の本質」が、「人間の本質」そのものであり、それが地上に投影されて多様な個性を持つ人間になります。
 個性は多様であっても、本質は「ひとつ」ですから、役割分担を担うお互い同士を尊重し合えると思います。

「宇宙の本質」が肉体をまとう人間に投影されるプロセスにおいて、その本質を自覚するために必要な課題もセットで投影されます。
 未熟な私の理解によるものですが。
 その課題をクリアするために、大激動期を乗り越える歩みに紆余曲折が生まれます。 

 また、役割分担を担う個人一人ひとりにおいても、《世界観》は、その探究の歩みを支える力になると思います。

 心が揺らいだ時、自分の本質は、「宇宙の本質」そのものであり、その宇宙の生命活動に導かれ、支えられて、皆様と共に自分は大激動期を乗り越える道を歩んでいる。
 そう考えると、心は揺れていても、それを持ちこたえて前に進む勇気が湧いてくると思います。

 紆余曲折の歩みは大変ですが、それによって、「宇宙の本質」が自分の本質であることを自覚する個の課題に直面し、それをクリアする手がかりが得られます。

 紆余曲折とは、課題を、最大効率でクリアする近道だと思います。

 普段の日常においても、《世界観》を鏡とした内観は重要な準備になると思います。
 ここ一番という状況においては、普段、確認している心のよりどころが「力」を発揮します。
 また、心を常に身軽にしておくことも大切です。
 身軽な心には、宇宙の活力が、どんどん流れ込んできます。
 内観を積み重ねれば、不要な自分を、どんどん捨てることができます。
 捨てれば捨てるほど、宇宙の活力は、ナチュラルに勢いよく流れ込んできます。

 出発点は、常に個人です。
 個の歩みを、日々、継続し、個の課題克服の探求を深め、その歩みを、どのようにして人類の歩みにつなげるのか。

 岩根先生は、その原理と方法論の根幹を、『未完成だった般若心経』において提示しておられます。

 お互いの知恵を出し合って、お互いの理解を共有して、『未完成だった般若心経』を共に学び合い、実践し、フィードバックする。
 そして多様な必要性を確認し、満たしていく。
未来に咲く、調和という美しい花の輝きを、今ここで見つめ、楽しみ、その輝きを、試練の中においても、今ここで分かち合いながら。

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